光の方へ

今、闇の中にいて

行先が見えないとしても

光なんてどこにあるのか 見つからなくても

かすかに体温を感じる方へ

そっと向いてみた

そうしたら 東の空の黒雲の隙間から 太陽の光がうっすらと現れた

その光を見て こう思った

太陽が出ているうちに 始めよう

太陽が西の奥へ沈まぬうちに 目の前のドアを開けてみよう

太陽が雲に覆われる前に ゆっくりと立ち上がろう

どこへたどり着くのかわからないけれど

光へ向かって 歩いてみよう

光に溶け込み 自分が光となる日まで

Photo×Poem: Mitsunobu Inaba